2000年5月23日

カフェのある風景

 その時ぼくは恋をしていた。それは人生に一度あるかないかの恋だった。あらゆるものが彼女のまわりでぐるぐると廻っていた。そんな季節だった。そしてぼくには夢があった。小説家になる夢だ。ずっとずっと失うことのなかった夢。あらゆる挫折の前でも夢があればぼくは平気だった。負けはしなかった。

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